一鴎
一鴎 -Ikku- という響きには「生命の息吹」という意味があります。
料理を生業としていく中で、材料とする食材や、それを育む生産者、農や猟という生き方に触れ、 一皿という目の前の料理だけでなく、関わる全てのものに大きな息吹があることを知りました。
山、森、川、街、生命が存在する全ての場所が潤い、力強く育まれるように。 元気を運ぶ鳥となり、誰もが自分らしくいられる場所を共に作る。
陽の光と共に生き、暖かい食卓を囲む。
生命の息吹を遠くへと飛ばし、多くの種が芽吹くことを願い一鴎は飛び続けます。
食を通じて感性と向き合う
『食べることは生きること』
食がもつ可能性を信じ、その土地の風土や特徴、
食材の魅力や生産者の想いをより多くの場所へと届ける架け橋となる
素材に寄り添い素材を生かす料理を作るように、
人に寄り添いその人がありのまま輝けるように共に学び、共に経験する
国内外で培った料理人という経験と視点から、食材が産み出される生産の場から食べ手まで、一皿に関わる全ての人を結びつける。料理人という枠を飛び出し、山での暮らしを学べる場所へ移住。猟師として活動も行っている。生産地が抱える問題に対し様々な角度からアプローチし問題解決へと繋げている。
食
食のもつ可能性や、理解を広げるためのイベントやコミュニケーションの場を定期的に開催。また、自己肯定ができなくなってしまった子供たちが頼れる場として『Subako』の運営を行う。自然に触れ、食を通じたたくさんの経験が、生きることへの希望となるよう、健全な環境作りを大切に、一人一人に寄り添ったサポートを行なっている。
共育
石井まなみ
料理
フードキュレーター
猟師
1987年滋賀県生まれ。
パティシエからキャリアをスタート。
料理人として、神戸の三つ星レストランカセントで8年修行し、スーシェフの経験を積んだ後、スペインに渡り、帰国後ヒルトングループ初の女性総料理長として旧軽井沢KIKYOキュリオコレクションbyヒルトンにて腕を振るう。その後独立し、岐阜県山県市に移住。農を中心とした教育、また、自らも小麦の栽培や狩猟をし、鹿肉、猪肉の加工販売などをしつつ、出張料理やメニュー開発など食に関する仕事全般に携わる。
©︎ 2022 一鴎.